生えてきた大人の歯にツノのようなものがある(中心結節)
歯のツノ?
小学校高学年になり、奥の乳歯が抜けたころに、保護者の方には一度確認してほしいことがあります。生えてきた大人の歯のうち、下顎の第一小臼歯(前から4番目、犬歯の1つ奥の歯)、第二小臼歯(前から5番目、犬歯の2つ奥の歯)の形です。大きな六歳臼歯(第一大臼歯)と、犬歯のあいだに生えてくるの2本の臼歯です。
この歯には「中心結節」というツノのようなものが、何%かの確率で存在します。中心結節は、このまま歯が伸びて上の歯とかみ合うと、折れてしまうことがあるのです。
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義歯の汚れ
義歯(入れ歯)は毎食後に洗浄しましょう。義歯の汚れは食器と同様に、油っぽい食事をすれば油汚れがつきます。コーヒーやお茶を飲めば着色します。線維性のものであれば、細部に引っかかることがあります。箸やお皿を毎食洗うように、義歯もしっかり洗います。
食べ物の汚れに加えて、義歯には歯と同じようにプラークがつきます。義歯のプラークを放置すると、細菌が繁殖し、口臭のもととなるばかりか、食事のたびごとに細菌を食べることになり、誤嚥性肺炎等の原因にもなります。外出先での食事などですぐに歯を磨けないこともあるとは思いますが、自宅での食事の後は、義歯を外して洗浄する習慣を付けましょう。
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